たんぽぽは、お腹がすいていた。時刻は13時過ぎ。お昼ご飯は、まだ食べていなかった。
てくてく歩いて、ふと横を見ると
“バイキング880円 インド・バングラディッシュ・パキスタン料理”
「・・・・すげえあやしい・・・」
しばし止まり考え込む。
インドとパキスタン・・・仲良しじゃないよね。ガンジーさんが取りまとめようとして分裂したような気が。そんで、インドが「核ミサイル“アグニ”開発!!」と喜んでいた気がする。
ちなみにアグニはインド神話における火の神様、核融合炉に“もんじゅ”(文殊菩薩さま、学問とか知の菩薩様だな)とつける日本とネーミングセンスはどっこいどっこいか?
話はズレたが、外国いって「バイキング、中国・韓国・日本料理」という看板みたときの困惑に近い感情を、そのときたんぽぽは、抱いた。
「近くの国だけどっ一緒にするな!!」という突っ込みをいれたくなると思う。
さまざまに悩みつつ、入ってしまいました、その店に。
入店後チェック、女性客多し、意外。んが、インド国籍風ウェーターさん、カウンターからまったく動かず。たんぽぽ、勝手に座る。そこで一声
「バイキングデス」
と動き出し、水と皿、ナンを持ってくる。
カレーの種類チェック
“インド料理”
“パキスタン料理”
“バングラディッシュ料理”
(えーっと、普通、“ダル(豆)”“マトン”“干し野菜”とかの区分では?)
と思いつつ、食べると・・
(・・・・・冷めてる・・・・)
もはや、ひたすら静かに食べることにするたんぽぽ。そこにコックさんが出てきて、にこにこしながら、お水を注いで回ったり、お皿下げたり。ウェイターさんほとんど動かず、なぜかふらり、と外に出て行く。
たんぽぽ、インド旅行の経験・吉祥寺での何件かのインド料理やさんでの経験を思い出す。
① コック・ウェイトレスさん働く
② ウェイターさんらしき人、チャイ飲んでたべってる。奥で寝てる。
(もしかして、たんぽぽが、ウェイターさんらしき人と認識した人物はオーナーで、単にウェイターっぽい姿をして店に出ているが、オーナーゆえにほかの役職の人ほど動かないのか?)
そんなことを考えつつデザートへ・味はやさしい甘さ。ミルク?それともココナッツミルクプリンにターメリックとナッツをいれた感じ。ちょうど、お水を入れに来たコックさんに聞いてみる。
コックさん「ミルク、スパイス」
たんぽぽ「ターメリックとか?」
コックさん「Yes。アト、ピスタチオ、andライスパウダー」
たんぽぽ「ええっ、ピスタチオとお米?」
コックさん「ソウ」
たんぽぽ「前にインドで、デザートを食べたときには、日本人には甘すぎたけ
ど、このデザートは、日本人にはちょうど良いあまさですね」
コックさん「ボクノ国デハモット甘イヨ」
たんぽぽ「あー日本人に合わせているんですね。お国はどちらですか?」
コックさん「バングラディッシュオ料理ドウデシタ?」
たんぽぽ、いまじゃっと思い発言する。
たんぽぽ「おいしかったけど、冷めていたのが残念。あたたかいと、もっとおいしいですねー。」
コックさん「アア、オソイカラ。12時ニクルトオイシイヨ」
(・・・・そうきたかっ!!)
たんぽぽの脳裏に、インド大使館へ電話した時の体験、インド旅行中のさまざまな体験が浮かんだ。
(そうだよな、そうなんだよ・・・)
たんぽぽ、大陸的おおらかさに脱力するしかなかった。
最近のコメント